こころに多少なりとも余裕ができたら、次に子どもを理解しようという段階に進むことができます。

「なんとしても学校に行かせる」ということにこだわっていると、子どもの心を到底理解できないことになります。

一旦学校に行く、行かないを置いておいて、まず「子どもが何をどう感じているのか」を知りたいと思うのであれば、その気持ちを持っているのであれば、大丈夫です。

自分を理解してくれる、理解してくれようとしている人を子どもは仲間だと感じ、自分の気持ちを話してくれるようになります。

あとはどうするのかについては、親子で話し合いで進めていけばいいのです。

今のお子さんの問題で、あなたは大きな「不安」「恐れ」を抱いているかもしれません。そして果てには「無力感」にさいなまれているかもしれません。

それはどうなるかわからない、どうしていいのかわからない、行き詰まりからきていると思います。

今までの自分のやり方が悪かったのだろうか、子育てが間違っていたのだろうか、と自分を責めているかもしれません。

でもよくよく考えてみてください。

あなたの人生は子ども次第で変わるものではありません。なぜならあなたの人生の主人公はあなた自身だからです。

解決の糸口はまさにそこにあります。

お子さんの抱えた問題は本来だれの問題なのか。

あなたは親かもしれませんが、お子さんの問題は本来お子さんが解決すべきことなのです。

ですから、親であるからと言ってあなたが必要以上に責任を感じる必要はないのです。そして親としてできることが他にあるのです。それをアドラー東北（仙台）でお伝えしていきます。

「不登校で悩んでいる」「子どもが引きこもって口をきかない」「子どもとの関係が悪くてどうにもならない」と感じているあなた

アドラー東北（仙台）の相談会や講座にはそういう悩みを抱えた方がたくさんご参加くださっています。

どの方も最初の一歩を踏み出すのは不安でいっぱいだったと思います。

初めてのご参加はどなたでも緊張しますよね。

でも実際にいらした方たちは、みなさんが「来てよかった」と思ってくださいます。

難しくもないし、ついていけないと言うこともない。ユーモアあふれる説明で、楽しいし、雰囲気も暖かでフレンドリー、そして何よりも自分の話をきちんと聞いてもらえる事でとても安心なさるようです。

またご参加の皆様が自分の問題をなんとか解決したいという前向きな気持ちでおいで下さっていることも「自分だけじゃない」と思え、頑張ろうと感じられるようです。

アドラー東北ではご参加される方については、一定の条件を提示しています。

それはなぜかというと「真剣」な方たちへの「真摯」な対応をするためにはどうしても来てくださる方たちに対して条件を付けざるを得ないからです。

残念ですが、本当にいろいろな方がおられることは事実であり、最低限の大人としてのルールを守っていただけるようでないと支援も難しいと感じております。

以下のお申込みのルールをお読みいただき、そのうえで仙台会場へのお越しをお待ちしております。

親の会に参加した際にはまず「一か月勇気づけチャレンジ」についての説明をさせていただきます。

一度参加して一旦プログラムに参加するというご意志を持たれた方には最初の一か月が頑張りどころです。途中で中止したり、自分勝手なやり方をすると効果が激減するだけでなく、お子さんとの関係が悪化する恐れがあるからです。

ですので説明を聴いた後で、ご自分の決定に責任を持っていただける方にご参加いただきたいと思っております。

まずは一か月チャレンジしてみて、それから継続するかどうかを決めてみてはいかがでしょうか。

「不登校」や「お子さんとの関係」は個人のプライベートな問題です。言い換えるとご自分の問題であり、本来自分で何とかすべき問題です。したがってアドラー東北は方法はお伝えしますが、それを実際に行動に移すのはご自分です。

他力本願で、誰かや何かに何とかしてもらおうとする方には無理だと感じています。

自分の問題を自分の力で解決したいと思っておられる方においでいただきたいと思っています。

説明を聞いても、自己流のやり方をしていては結果は望めません。

素直にこちらのアドバイスを受け入れてくださることは大事な条件であるとアドラー東北では考えています。

そのためのサポートは随時行っています。メールでのご相談も受け付けていますし、緊急の場合には電話でも大丈夫です。

自分のやり方ではうまくいかないから今があるという現実をしっかり見て、素直にアドバイスや方法を受け入れて実際に行動してくださる方のご参加をお待ちしております。